あの東日本の大震災そして福島の大事故から明日で4年。いたるところに物心両面の深い傷跡が残っています。25000人近い死傷者また多くの被災者に改めてお見舞い申し上げます。
3月7日の朝日新聞別刷りのコラムにこんな記事がありました。
「インド洋のモルディブ共和国から3.11直後に支援物資としてツナの缶詰が大量に送られてきた。実はそのツナ缶の工場は1970年代に日本が作ったものだ。日本はインフラ整備等で永年同国への支援を続けている。
2004年のインド洋大津波では日本が無償で造った防波堤が首都マリを守った。『3.11に対して今度は我々が恩返しをしなければ』
と、このツナ缶のプレゼントになったそう。」
「情けは人の為ならず」。当時はこんな温かい話が沢山あったのでしょうね。
お互いさまの感謝の気持ち、我々も日頃から大事にしたいものです。
岡山では最近義捐の募金箱を見かけることも少なくなっています。今更ながら何か応援できることがないか考えてみたいものです。(朝日新聞コラムを無断で参考にしました。)
酒造好適米の生産量が伸びています。
年産別検査結果(農水省のホームページ参照)
26年産 全好適米 88000トン
山田錦 29153トン
雄 町 2175トン
25年産 全好適米 75800トン
山田錦 23100トン
雄 町 1586トン
吟醸酒、大吟醸酒が伸びているとはいえ、全好適米で前年比12200トン増、前々年比19700トン増は急激すぎないだろうか?酒米の余ったのは12月25日のクリスマスケーキよりたちが悪いので心配していますよ。
前々回に御報告したように、弊社と提携生産者は「超高精白の雄町」の生産連携事業に対して農商工連携の認定を頂きました。詳しくは追ってご報告いたしますが、実は今までなかった「高精白の雄町の白米」で、現在大吟醸酒を仕込んで頂いており出来上がりを心待ちしているところです。
またキリンビール岡山工場では「雄町」を原料の一部に使う「一番搾り」を5月に発売するとか。(米の入った一番搾りは久しぶり!)
この「高精白雄町」のことは地元のメディアでも取り上げて頂いており3月13日金曜日14時からFM岡山でも紹介して頂きます。
旨し酒が出来れば「岡山の雄町」の生産量が増える。「雄町」に風が吹いているなぁ!!「雄町の応援団」としては嬉しい限りです。
またまた話は変わって私(片山)の母校、岡山D高校が中高一貫校となり高校としての50年の歴史に幕を閉じることになり、その閉講式が開催されました。最後の卒業生の言葉を聞いたり校歌を唄ったり、少ししんみりしてしまいました。愚息もその卒業生なのですが彼に至っては幼・小・中・高までいろいろな理由で閉校となっており、母校が無くなる寂しさを味わっているのでは…。OBとしては一度甲子園に連れて行ってほしかったなぁ!と思う今日この頃です。(岡山県知事も卒業生です。)
(そういう父も中学が残っているだけだ! 2015年3月上旬 片山芳孝 記)
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